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(書評) 市場サイクルを極める ハワード・マークス著 Part11

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先月に続き、ハワード・マークス著”市場サイクルを極める”の書評をお届けする。

今回は、サイクル・ポジショニングについて紹介する。

 

・書評記事1回目

www.investor-2018.com

 ・書評記事2回目

www.investor-2018.com

・書評記事3回目
www.investor-2018.com

・書評記事4回目

www.investor-2018.com

・書評記事5回目 

www.investor-2018.com

 ・書評記事6回目 
www.investor-2018.com

・書評記事7回目

www.investor-2018.com

・書評記事8回目 

www.investor-2018.com

・書評記事10回目 

www.investor-2018.com

 

例によって、書籍からの引用箇所は・「」で囲み、→は個人的な気付きを記した。

 

<第十四章:サイクル・ポジショニング>
この章で引用したいセンテンスは3つあり、今回は2つ紹介する。
・「成功の要素に関するシンプルなフレーズを、成功する投資の方程式という観点から考え直してみたいと思う。
 結論を言うと成功の要素は6つ(対となる組合せ1つと考えると3つ)あると考えられる。

 1. サイクル・ポジショニング, 2. 資産の選別, 3. 攻撃性, 4. 防御性, 5. スキル, 6. 運。」
  →私自身6つの要素各々の説明を読んだ所、1. サイクル・ポジショニングと2. 資産の選別を磨いていきたい要素としてしっくり来たので次に紹介する。

 

・「1. サイクル・ポジショニング:基本となるサイクルに関する判断に基づいて、ポートフォリオを組むに当たり、リスクに対して、どのような姿勢をとるのかを決めるプロセス。
  2. 資産の選別:どの市場やセクター、個別の証券や資産をオーバーウェイトしたり、アンダーウェイトしたりするのかを決めるプロセス。
  簡略化しすぎかもしれないが、投資家のやることはすべて、この2つのうちのどちらかに分類されると筆者は思う。」
  →筆者の指摘するように、書籍のテーマにもなっている市場サイクルを把握した上でのポジショニングと、その前提での資産の重み付けがしっかりできれば、個別銘柄レベルでの選択は残るかもしれないが、投資活動の大部分をカバーされそう。