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(書評) 市場サイクルを極める ハワード・マークス著 Part10

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一昨日に続き、ハワード・マークス著”市場サイクルを極める”の書評をお届けする。

今回は、市場サイクル全般について紹介する。

 

・書評記事1回目

www.investor-2018.com

 ・書評記事2回目

www.investor-2018.com

・書評記事3回目
www.investor-2018.com

・書評記事4回目

www.investor-2018.com

・書評記事5回目 

www.investor-2018.com

 ・書評記事6回目 
www.investor-2018.com

・書評記事7回目

www.investor-2018.com

・書評記事8回目 

www.investor-2018.com

・書評記事10回目 

 

例によって、書籍からの引用箇所は・「」で囲み、→は個人的な気付きを記した。

 
<第十三章:市場サイクルにどう対処するか>
この章で引用したいセンテンスは3つは前回紹介し、今回は残り3つをピックアップ。

・「2005~2007年の時期に一番必要だったのは、以下のように市場全体を観察することであった。(中略)・リスク回避志向が薄れており、投資家全般が目新しい仕組み商品や合成金融商品への関心を強めていた。・こえらの要因が組み合わさるなかで、市場では質の低い債権や仕組み商品、実績のない代替商品が制約もなしに発行されていた。
  →いつの時代も同じで、本来規律ある投資活動が行われる環境では資金供給されない怪しい商品が、幅を効かせ始めると注意が必要。それを過去の事例も教えてくれる。

 

・「オークツリーでは、そこに達するまで買わない、という考え方を徹底的に排除している。
1. 第一に、いつ底に達したのかを知る方法などない。その時点を過ぎてからでなければ、底に達したと認識することはできない。(中略)
2. 第二に、欲しい資産を最大限に買うことができるのは、だいたいにおいて相場が下落するときだ。ナイフを掴もうとしない市場参加者が傍観している間に、降伏した売り手から買うのである。(後略)
  →本書で最も参考になった箇所がここ。以前は底値で買いたいという思いから、株価の動きを見ながらいつエントリーするのがいいのか思い悩んでいた。これを読んでからは、底に達するまで待つということは止めて、自らが購入してよいと思う価格で購入するようになった。

 

・「経済、心理状態の悪化は、大量で格安の投資対象候補から投資先を選別できる機会をもたらしている。市場は買った先から価格が下がるような陰鬱な状態にあり、全く人気がない。これが我々が投資を行うとしている市場のありのままの現状だ。
買い手が投資を楽しんでいるとき、また買った資産がことごとく翌日に値上がりするため、自分が賢くなったように感じてハイタッチを交わしている(後略)」
  →経済、心理状態の悪化を逆手にとって、投資先を選別できる機会と捉える姿勢はまず学ぶべき点だ。また市場の好調さと自分の実力を履き違えないような戒めも持ちながら市場と対峙しなければと再認識した。