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配当・優待株投資2021年版 注目の11月対象企業は串カツ田中ホールディングス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介した11月優待のキューピーに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も11月優待企業を紹介する。

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのは串カツ田中ホールディングス<3547>。

串カツ専門店チェーン。

串カツ店舗の串カツ田中を関東圏を中心に出店。店舗数/直営・フランチャイズ店は2021年5月時点で292ある。

大阪の伝統的なB級グルメ 串カツを常時30品以上、1本100円から200円で提供し、一品料理はホルモン炒め、たこ焼き等がある。

伝統ルールのソースの二度づけ禁止をはじめ、大阪伝統の味として、かすうどん、さいぼし、牛すじ土手等など 、大阪の食文化を提供する。

 

・串カツ田中ホールディングス IRページ

株式会社串カツ田中ホールディングス|IR 株主、投資家への皆様へ (kushi-tanaka.co.jp)

 

前述の基準に照らし、1つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→No

串カツ田中ホールディングスの売上高・営業利益の推移は、コロナ影響で右肩下がりで推移し、コロナ下の2020年度と2021年度は右肩下がりの売上になる見通し。

営業利益も、同様の傾向で、コロナ以前の2019年度が過去最高、2021年度は前年を下回り、損益±0水準の見通し。

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売上高・営業利益の8年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはプラス水準で、2020年度もぎりぎりプラス水準見通し。

一方フリーキャッシュフローは、2017年度は投資がかさみ、2020年度は財務CFが急激に増え、マイナスになった。

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キャッシュフローの8年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

串カツ田中ホールディングスの株主優待は、11月末時点で100株以上保有の場合、食事優待券2000円分が頂ける。

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ No

2021/10/12時点の株価でみると、1株あたり10円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は0.44%。