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配当・優待株投資2021年版 注目の11月対象企業はキューピー編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介した10月優待の神戸物産に続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も11月優待企業を紹介する。

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはキューピー<2809>。

タマゴ加工食品メーカー。マヨネーズとドレッシングの国内最大手で、マヨネーズ市場シェア約60%、国内タマゴ生産量約10%を使用。

マヨネーズやドレッシングなどの調理・調味料、タマゴ、サラダ・惣菜などのカット野菜、ジャム・スプレッド・フルーツ加工品等を製造販売。

市販用、業務用、海外、フルーツソリューション、ファインケミカルの5セグメント。

中島董商店・アヲハタと、キユーピー・アヲハタグループを形成。

世界戦略商品の深煎りごまドレッシングなど需要創出と市場拡大に注力。

ジャム製造のアヲハタ<2830>を、2014年子会社化。

 

・キューピー IRページ

株主・投資家の皆さまへ | キユーピー (kewpie.com)

 

前述の基準に照らし、1つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→No

キューピーの売上高・営業利益の推移は、横ばいから右肩下がりで推移し、コロナ下の2020年度は前年横ばいで、2021年度は右肩下がりの売上になる見通し。

営業利益も、同様の傾向で、コロナ以前の2018年度が過去最高、2021年度は前年を下回る見通し。

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売上高・営業利益の15年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはプラス水準で、2020年度もプラス水準の見通し。

一方フリーキャッシュフローは、2015年度と2017年度は投資がかさみマイナスになったが、過去3年はプラス水準を維持。

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キャッシュフローの15年間の推移



 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

キューピーの株主優待は、10月末時点で100株以上保有かつ、6カ月以上継続保有(11月・5月の名簿に同一株主番号で連続2回記載)した場合に贈呈される。自社グループ商品詰合せとして、マヨネーズ・ドレッシング1000円分が頂ける。

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ No

2021/10/11時点の株価でみると、1株あたり40円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は1.57%。