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配当・優待株投資2021年版 注目の11月対象企業はサムティ編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介した11月優待の串カツ田中ホールディングスに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も11月優待企業を紹介する。

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはサムティ<3547>。

不動産開発&賃貸グループ企業。

関西エリアを中心に、事業用地の仕入、都市型ワンルーム S-RESIDENCE」の企画・開発し、賃貸・管理・売却を行い、ホテル運営をグループで営む。

収益用不動産の開発に特化し、不動産ファンド向け賃貸マンション、不動産ファンド向けホテル、個人投資家向け収益マンションの開発・再生・販売などを手掛ける。

また不動産賃貸事業として、マンション・オフィスビル・商業施設・ホテル・駐車場の賃貸も展開する。

2011年に東京進出し、事業エリアの拡大を行い、2015年にREIT事業でサムティ・レジデンシャル投資法人<3459>を上場した。

2019年には大和証券グループ本社<8601>と資本業務提携。

 

・サムティ IRページ

株主・投資家情報 | サムティ株式会社 (samty.co.jp)

 

前述の基準に照らし、2つ半の項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→おそらくYes

サムティの売上高・営業利益の推移は、コロナ影響が出るまでは右肩上がりで推移したが、コロナ下の2021年度は右肩下がりの売上になる見通し。

営業利益も、同様の傾向で、コロナ以前の2020年度が過去最高、2021年度は前年を下回る見通し。

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売上高・営業利益の15年間の推移

一方、営業キャッシュフローは概ねプラス水準。

一方フリーキャッシュフローは、2019年度は投資CFがかさみ、2020年度も引き続き投資CFが増え、マイナスになった。

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キャッシュフローの15年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

サムティの株主優待は、11月末時点で200株以上保有の場合、自社関連ホテル無料宿泊券が頂ける。

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ Yes

2021/10/13時点の株価でみると、1株あたり82円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は3.53%。