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配当・優待株投資2021年版 注目の12月対象企業はライオン編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

前回紹介した12月優待企業のキリンホールディングスに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も12月優待企業を紹介する。

www.investor-2018.com

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはライオン<4912>

大手家庭用品メーカー。トイレタリー用品、ビューティケア・衣類ケア製品、メディカルケア製品、クッキング・住宅ケア用品等の製造・販売。

ハミガキ・ハブラシ・ハンドソープの国内最大手。主要商品はオーラルケア商品デンター、クリニカ、デントヘルス、システマ。

解熱鎮痛剤バファリン、点眼剤スマイル、洗剤トップ、ソフラン、ハンドソープ キレイキレイなど。

2016年資生堂・ユニチャームと売場づくりで提携。2018年殺虫剤のバルサン事業をレック<7874>へ譲渡した。

 

・ライオン IRページ

www.lion.co.jp

 

前述の基準に照らし、2つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

ライオンの売上高・営業利益の推移は、横ばい傾向で、コロナ影響のあった2021年度も微増の見通し。

営業利益は2016年度から増加傾向にあり、コロナ影響のあった2021年度は前年より減少の見通し。

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売上高・営業利益の15年間の推移

 

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キャッシュフローの15年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはプラス水準を維持。

フリーキャッシュフローも同様の傾向で、2014年度に一時的にマイナスに落ち込んだが、プラス水準を維持。

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

ライオンの株主優待は、12月末時点で100株以上保有の場合、ライオンの新製品を中心に製品詰め合わせを1セット進呈頂ける。

www.lion.co.jp

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→No

2021/12/11時点の株価でみると、1株あたり23円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は1.45%。