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配当・優待株投資2021年版 注目の9月対象企業はTOKAIホールディングス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介した9月優待の早稲田アカデミーに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も9月優待企業を紹介する。

www.investor-2018.com

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはTOKAIホールディングス<3167>。

生活インフラサービスの会社。

静岡県を基盤に家庭・業務用LPガス、都市ガス、産業ガス、電力販売、情報通信、CATVなど多角事業を展開。

エネルギー、建築設備不動産、CATV、情報通信、アクアの事業セグメントがあり、生活密着の商品サービスを幅広く提供する。

営業エリアは静岡県および関東から日本全国へ積極的な拡大を推進中。

CATV事業者として売上高は全国2位(100万件超)、宅配水(アクア)は静岡県でトップ。

インターネット接続サービスのTOKAIネットワーククラブは静岡県でトップシェア。

 

・TOKAIホールディングス IRページ

投資家情報 | TOKAIホールディングス (tokaiholdings.co.jp)

 

前述の基準に照らし、3つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

TOKAIホールディングスの売上高・営業利益の推移は、売上高は微増傾向で、2021年度はコロナの影響下でも微増、2022年度も増収で過去最高を更新する見通し。

営業利益は、コロナ下でも2021年度は高水準で、2022年度も同様に高水準になる見通し。

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売上高・営業利益の10年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはプラス水準維持しており、フリーキャッシュフローは僅かにプラス水準を維持。2021年3月時点の現金・現金等価物水準は過去最高の水準にある。

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キャッシュフローの10年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

TOKAIホールディングスの株主優待は、9月末時点で100株以上保有している場合、下記5種類から1点と、グループの結婚式場共通婚礼10%割引券と食事20%割引券を頂ける。

【A】当社グループ飲料水宅配サービス関連商品

【B】商品券(QUOカード)

【C】当社グループフレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事券

【D】TLCポイント(当社グループ会員サービスのポイント)

【E】LIBMO(格安SIM/スマホサービス月額利用料割引)

株主還元(配当・優待) | TOKAIホールディングス (tokaiholdings.co.jp)

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ Yes

2021/9/23時点の株価でみると、1株あたり30円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は3.24%。