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配当・優待株投資2021年版 注目の12月対象企業はすかいらーくホールディングス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

前回紹介した11月優待企業に続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回は12月優待企業を紹介する。

www.investor-2018.com

 

2021年12月優待は、12月28日が権利付き最終日、29日が権利落ち日なので、12月28日中に優待株を購入し、翌29日まで保有すると優待権利がもらえる。

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはすかいらーくホールディングス<3197>。

大手ファミリーレストランを経営する。ガスト、バーミヤンを中核に、ジョナサン、しゃぶ葉、夢庵、ステーキガスト」などの洋食・中華・和食・イタリアンのファミリーレストランを展開。

食材調達から加工・調理・物流、料理提供までを自社一貫で手がけるバリューレストランチェーン。外食業界では、日本マクドナルドHDに次ぐ業界2位の国内店舗数として、3104店舗(2021年6月)。

リモデル、ブランド転換、そしてデリバリー戦略を推進する。2009年にすかいらーくブランドを完全閉店。2020年に24時間営業を全店廃止。

 

・すかいらーくホールディングス IRページ

ir.skylark.co.jp

 

前述の基準に照らし、2つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→おそらくYes

すかいらーくホールディングスの売上高・営業利益の推移はコロナ影響のあった2020年度, 2021年度は落ちこんだ。

営業利益は、コロナ影響のあった2021年度はブレークイーブンまで落ち込んだが、2022年度はコロナ前の水準に回復する見通し。

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売上高・営業利益の10年間の推移



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キャッシュフローの10年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローは過去10年間一貫してプラス水準で、フリーキャッシュフローも同様の傾向で、安定的に稼ぎ出す構造を持っている。

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

すかいらーくホールディングスの株主優待は、12月末時点で100株以上保有の場合、飲食代割引カードとして、2000円相当を頂ける。

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→No

2021/12/7時点の株価でみると、21年12月期は1株あたり14円の配当予想なので、配当利回り(税引前)は0.9%。