前回同様中国2位のオンライン小売り企業JD.com (NASDAQ: JD)への投資検討に至った投資サービスMotley推奨理由を紹介する。今回は大きな投資チャンス。
・前回までの記事
それでは企業紹介する。
・大きな投資チャンス
JD.comは直接販売と第三者による販売の両方にフォーカスし、大規模な物流インフラを準備し、中国の広大な地域での素早い注文とデリバリーを全てカバーできるような構築をしてきた。しかしAmazon.comの投資家が長年利益が出るのを待たなければいけなかったのと同じように、JD.comもしばらくの間忍耐が求められた。
そして、忍耐が報われるタイミングは予想より早かった。JD.comは2019年に黒字化し、フリーキャッシュフローを順調に積み上げており、この頃のAmazonの第二の機能、端役を務めるJD.comと呼ぶのは難しい。
およそ4.2億人のアクティブユーザーを持っており、おそらく日々このプラットフォームを使うユーザーはもっと多いだろう。流通取引総額は2019年に3千億ドルに達し、Amazonの3.4億ドルに匹敵する規模になっている。
JD.comはAmazon Web Services (AWS)に匹敵するビジネスを持っておらず、株式のバリエーションでもAmazonの1.6兆ドルの評価額と、JD.comの970億ドルでは大きな隔たりがある。我々はその差が狭まるという期待を持っており、特に企業の収益性が継続的に改善し、新しいビジネスが成長することが牽引すると見ている。