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配当・優待株投資2021年版 注目の12月対象企業はヤマハ発動機編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

前回紹介した12月優待企業のすかいらーくホールディングスに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も12月優待企業を紹介する。

www.investor-2018.com

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはヤマハ発動機<7272>。

二輪車メーカーで、ランドモビリティ(二輪、四輪バギー、電動アシスト自転車)を中心に、マリン製品(ウォータービークル、船外機、ボート、エンジン)、発動機、ロボティクス製品の製造と販売を行う企業だ。

主力商品はモーターサイクル(ロードスポーツ、オフロード)、マリン製品(ボート・船外機・漁船・ヨット・マリンジェット)、レジャービークル(スノーモビル・バギー)などの水陸がメインだ。

二輪車は世界2位で、アセアン諸国・インド市場が主力。モデル開発の集約・部品調達先集約・6拠点体制によるグローバル・コストダウンに取り組む。

船外機やウォータービークルは世界1位。

ヤマハ<7951>と産業用ロボットの遠隔管理システムパッケージを共同開発したり、2018年米エヌビディア社と次世代ビークルで協業している。

 

過去にも一度配当・優待株投資の注目企業として紹介したことがある。

www.investor-2018.com

 

・ヤマハ発動機 IRページ

株主・投資家情報 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.com)

 

前述の基準に照らし、3つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

ヤマハ発動機の売上高・営業利益の推移は、右肩上がりで、コロナ影響のあった2021年度は過去最高の見通し。

営業利益も同様の傾向で、コロナ影響のあった2021年度は過去最高を更新する見通し。

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売上高・営業利益の15年間の推移

 

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キャッシュフローの15年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはリーマンショックがあった2008年度と、2012年度以外はプラス水準を維持している。

フリーキャッシュフローも凹みのある年が2008年度と2012年度以外にもあるが、基本はプラス水準を維持している。

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

ヤマハ発動機の株主優待は、12月末時点で100株以上保有の場合、1000ポイント付与され、ポイントに応じた地元名産品、ヤマハ発動機ジュビロラグビー観戦ペアチケット、自社関連施設利用割引券など交換できる。

また3年以上継続保有の場合、追加で1000ポイント追加される。

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→Yes

2021/12/08時点の株価でみると、1株あたり100円の配当予想なので、配当利回り(税引前)は3.32%。