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配当・優待株投資2021年版 注目の12月対象企業はキリンホールディングス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

前回紹介した12月優待企業のヤマハ発動機に続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も12月優待企業を紹介する。

www.investor-2018.com

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのキリンホールディングス<2503>。

国内最大規模のビール・飲料会社。

酒類・飲料を基盤とした綜合飲料事業、医薬・バイオケミカル事業をグローバルに展開する。

主要商品はラガービール、一番搾り、麒麟淡麗、生茶、午後の紅茶、FIRE、キリンレモンなど。

海外は東南アジア・中国で有力会社と提携・販売強化を推進している。

主要グループ企業には麒麟麦酒、キリンビバレッジ、協和キリン<4151>、メルシャンがある。

2019年4月協和発酵バイオ株式を協和キリンから1280億円で譲受。

2019年ファンケル<4921>と資本業務提携(持分法適用)し、2020年ブラジル子会社をキッコーマンへ譲渡、豪飲料事業を譲渡した。

 

・キリンホールディングス IRページ

www.kirinholdings.com

 

前述の基準に照らし、2つ半の項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→おそらくYes

キリンホールディングスの売上高・営業利益の推移は横ばいで、コロナ影響のあった2021年度は前年同等の見通し。

営業利益は、2019年度に落ち込み、コロナ影響のあった2021年度はその回復途上。

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売上高・営業利益の15年間の推移

 

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キャッシュフローの15年間の推移

 

一方、営業キャッシュフローはプラス水準を維持している。

フリーキャッシュフローもここ10年は同様の傾向で、プラス水準を維持している。

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

キリンホールディングスの株主優待は、11月末時点で100株以上保有の場合、自社グループ会社商品等を頂け、酒類・清涼飲料詰合せ等6点から1点選択できる。

・キリンビール、キリンビバレッジ商品、メルシャンワイン、機能性表示食品、キリンシティ、サッカー日本代表応援

www.kirinholdings.com

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→Yes

2021/12/10時点の株価でみると、1株あたり65円の配当実績なので、配当利回り(税引前)は3.46%。