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配当・優待株投資2021年版 注目の6月対象企業は!?すかいらーくホールディングス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介した日本マクドナルドホールディングスに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回から6月優待企業を紹介する。

 

・6月優待企業 記事

www.investor-2018.com

 

これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはすかいらーくホールディングス<3197>。

大手ファミリーレストランチェーンで、ガストやバーミヤンを中核に、ジョナサンや夢庵、ステーキガスト、から好しなどの洋食・中華・和食・イタリアンのレストランを展開。

外食業界では、昨日紹介した日本マクドナルドホールディングスに次ぐ業界2位で、

国内店舗数は2020年12月時点で3119店舗。

2009年にすかいらーくを完全閉店、2018年に持株会社化、2020年に24時間営業を全店廃止するなどの動きを取っている。

 

・すかいらーくドホールディングス IRページ

株主・投資家の皆様 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

 

前述の基準に照らし、2つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→おそらくYes

すかいらーくホールディングスの売上高・営業利益の10年間推移は、売上高は2019年度が頭打ちになり、そこからコロナの影響を受け、やや縮小傾向にある。

営業利益も2019年度までは横ばいだったが、2020年度は急激に悪化し、2021年度の予想は半分程度までリカバリーする姿になっている。

 

一方、営業キャッシュフローは、2012年どからプラス水準を安定的に維持している。フリーキャッシュフローもずっとプラス水準の為、現金・現金等価物の水準も十分なレベル。

 

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売上高・営業利益の10年間の推移

 

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キャッシュフローの10年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

すかいらーくホールディングスの株主優待は、100株保有の場合、6月末日基準日と12月末日基準日のそれぞれ、2000円相当の飲食代割引カードが頂ける。年間4000円相当。

 株主優待情報 | 株式について | 株主・投資家の皆様 | すかいらーくグループ (skylark.co.jp)

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ No

2021/5/22時点の株価でみると、1株あたりの配当無配だったので、配当利回り(税引前)は0%と、利回りは基準未満になる。