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配当・優待株投資2021年版 注目の6月対象企業はキングジム編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

先日紹介したイデアインターナショナルに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、今回も6月優待企業を紹介する。

 

・6月優待企業 記事

www.investor-2018.com

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これまで述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはキングジム<7962>。

文具事務用品メーカーで、有名なキングファイルなどのステーショナリー、テプラやポメラなどの電子製品、家具・雑貨などの開発・販売を手掛ける。

主力商品は、ラベルライターのテプラで、発売30周年で累計台数1000万台に達した。

デジタルメモのポメラ、事務ファイルのキングファイルもある。

その他に、デジタルメモ、ポータブル翻訳機や名刺のデジタル管理、電子メモなど電子文具商品の開発に注力している。

主要取引先はアスクル、エコール流通グループ。

 

・キングジム IRページ

IR情報 | キングジムについて | ファイルとテプラのキングジム (kingjim.co.jp)

 

前述の基準に照らし、3つの項目を満たすと判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

キングジムの売上高・営業利益の15年間推移は、売上高は緩やかに右肩上がりで2021年度はコロナの影響をもろともせず過去最高の見通し。

営業利益も右肩上がりの傾向で、2021年度は最高益を大幅に更新する見通し。

 

一方、営業キャッシュフローは、リーマンショックの2009年度にマイナス水準になったのを最後に、ずっとプラス水準を維持。フリーキャッシュフローも同様にプラス水準の傾向で、現金・現金等価物の水準は積みあがっている。

 

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売上高・営業利益の15年間の推移

 

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キャッシュフローの15年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→おそらくYes

キングジムの株主優待は、6月末時点で500株以上保有している場合、3,000円相当のグループ会社の商品が贈呈される。

IR情報 | キングジムについて | ファイルとテプラのキングジム (kingjim.co.jp) 

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ Yes

2021/6/1時点の株価でみると、2021年度は1株あたり27円の配当予想なので、配当利回り(税引前)は2.88%、利回りは基準満たす。2020年度実績は1株あたり17円で配当予想なので、配当利回りは1.82%になる。