昨日に続きオリックスの株主総会での株主と会社側の質疑応答を紹介する。
・前日まで株主総会紹介の記事
それでは株主からの質問と会社側の回答内容を紹介する。
Q6. 取締役候補の竹中さんは尊敬している。講演をたびたび聞いている。
オリンピックの開催をめぐる発言は、不快感を抱いている。
個別に取締役の採決して頂きたい。反対したい。
→井上グループCEOから回答。
竹中氏は賛成意見99.5%、それを持って反対するのは難しい。
知識や会社へのアドバイスは引き続き十分だと判断している。
社会的に問題ある発言があれば、任期は1年なので、竹中氏と相談する。
影響力があり、マスコミで1時間話した中で、10分きついことを言ったとして
一部のマスコミは発言を切り取っている。
Q7. 再生可能エネルギーのリスクは?
→井上グループCEOから回答。
売電するのが政府か民間か、周辺住民への影響、長期でのボラティリティ。
1.6兆円パイプラインの内、70%はノンリコースローン(PJに沿った融資)。
残り30%はEquity,完成したら、継続保有するか他社に売却するか。
あとは制度変更によるリスク。様々なサポート前提での投資をする。
突然政府の方針変更があった場合を、最大のリスクだと考えている。
太陽光を国内でも始まったが、送電線の費用を負担しろと政府から要望が出た。
後出しじゃんけんじゃないか。解決策はリスクを見据えた対応を整えていく。