昨日に続きオリックスの株主総会に、オンライン参加したのでその様子を紹介する。
・前日まで株主総会紹介の記事
決議に入る前に質疑応答が10時35分から始まり、株主からの質問と会社側の回答内容を紹介する。
Q3. 配当増配したが、利益が増えたら社員への還元は考えていないか
→井上グループCEOが回答。
基本は福祉や年収で還元。ベースアップや賞与。
100%満足の従業員から得るのは難しい。
ステークホルダー優先順位は、株主→顧客→社員の順番であるべきと考えている。
マーケットで戦う社員には、人材マーケットに合わせた社員還元を考える方針。
Q4. 井上CEOもしくは、他の役員がどういう課題認識で、対応する考えか聞きたい。
→井上グループCEOから回答。
3セグメントはコロナでやられたが、銀行収益が得られた。
3セグメントは、1. 旅禍・ホテルなどの運営事業、2. 航空機リース事業
3. 空港運営に携わるコンセッション事業。
コングロマリット・ディスカウントの指摘があるが、今回コロナの関係で、
多様な資産を持っていたことで、ある程度の収益を確保している。
今後どう株主に分かりやすく開示していくか、それがまず課題。
また今年まず環境エネルギー、次の注力分野をどうするか。
保有資産をどう効率的にビジネスに生かしていくも課題。
Q5. 定款変更に関連し、発電事業が定款で具体的に書かれていい。原子力発電入るか。
→井上グループCEOから回答。
発電事業の定義は、再生エネルギー、カーボンニュートラル。
先ほど述べたパイプライン1兆円を持っている。それを明記した方が良い為。
ESGの発想で石炭火力、社会問題あるものは、原子力含めてやらない。