昨日に続きオリックスの株主総会に、オンライン参加したのでその様子を紹介する。
・前日まで株主総会紹介の記事
第58回株主総会はグランドプリンスホテル新高輪と、オンライン参加する株主を回線で繋いで開催され、議事進行の中で今期以降の見通しの説明がされた。
・今期以降の見通し
2023年純利益3000億円。最重要課題は、ROEの回復。
また目標値である二桁台に2025年までにする。
・配当
22年は配当性向50%か、1株76円の高い方としていたが、
配当性向50%による78円となった。
また見通しが難しいが、23年は78円、中間配当39円の予定。
最後にESG方針として、
環境:CO2削減、環境エネルギー、不動産
社会:女性管理職比率、キャリア比率、社会への価値提供
最後に、議案の説明があり、決議に入る前に質疑応答が10時35分から始まった。
1号議案 定款変更
2号議案 取締役選任
Q1. 賛成票数に差があるように思うが、どのように考えているか、把握しているか。
井上亮グループCEOから回答。
1号議案:99.9%の承認を頂いている。
2号議案:私自身(=井上亮氏)は96.5%、3.5%の詳細は検証中。
反対理由は取締役会総数を現状社内6名、社外6名。過半数社外にすべき。
入江修二氏は92.4%
反対理由は、不祥事の小林化工に対する、社会的な影響のあった担当
取締役に自動的に否決するという機関投資家の反対が出た。
その他取締役は1%以下の反対意見なので、基本的に問題ない。
(参考ニュース)
小林化工「総責」オリックス傘下から 品質保証や安全管理の現場最高責任者 | 経済,社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE (fukuishimbun.co.jp)
Q2. 取締役1人ずつ賛成、反対ができないか。
スマートホンの議決権行使だと、手間かからないと思うが、導入考えていないか。
→回答なし
明日は、会場の株主との質疑応答についての説明から紹介する。