前回に続き、神経系や内分泌系の病気への製薬開発をするNeurocrine Biosciences <NASDAQ: NBIX>への投資に至った投資サービスMotleyの推奨理由を複数回に分けて紹介する。
・Neurocrine Biosciences 紹介記事
それではバイオ製薬の研究開発するNeurocrine Biosciencesを紹介する。
・第二幕
Neurocrineは、Ingrezzaに似たような次世代の製薬開発をしており、トゥレット障害を含めた他の疾病を対象にしたものである。
短期的な視点では特に2つの領域で期待できるもんがあり、1つがパーキンソン病でもう1つが先天性副腎過形成症である。
パーキンソン病について、NeurocrineはVoyager Therapeutics (NASDAQ: VYGR)とパートナーシップを組んで、遺伝子治療に取り組んでいる。
パーキンソン病への主な対応として、レボドパ・カルビドパ合剤があり、ドーパミンの発生を促し、症状の緩和をする。ただし、時間の経過と共に効果は弱まる。
遺伝子治療は、レボドパの効果を永続的に増やし、AADCと呼ばれる酵素の生産を加速させるようだ。フェーズ2の研究は進行中で、2020年中に完了すべきだ。
もし結果が力強いものになれば、比較的短期間の承認に繋がる基礎となるだろう。
あるいは十分メリットをサポートするのに十分なものになったら、会社はフェーズ3に進むための研究を行うだろう。