前回に続き、神経系や内分泌系の病気への製薬開発をするNeurocrine Biosciences <NASDAQ: NBIX>への投資に至った投資サービスMotleyの推奨理由を複数回に分けて紹介する。今回が最終回になる。
・Neurocrine Biosciences 紹介記事
それではバイオ製薬の研究開発するNeurocrine Biosciencesを紹介する。
・ボトムライン
Neurocrineは、神経科学と内分泌学にフォーカスしており、業界で見落とされたエリアであり、多くの企業は熾烈な競争が繰り広げられているガン治療の領域にいる。
新しい治療薬をパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症向けに開発するのはハイリスクなビジネスだ。
しかしNeurocrineはたくさんの推量・当てずっぽうを行うビジネスモデルで、Ingrezzaの場合は早期に成功し、Orilissaの多大なロイヤリティを得ている。
これらが今日の投資家にとっての基盤になっており、更なる大きなアップサイドが数年以内に来るチャンスがある。
・投資すべき3つの理由
1. Neurocrineの最初の新薬であるIngrezzaの売上は急激に伸び、やがて20億ドルに達した。加えて、企業を利益体質にした。
2. AbbVieとのパートナーシップにより、グローバルな力強いロイヤリティの流れを2番目の新薬であるOrilissaで得た。
3. Neurocrineのパイプラインが過小評価されており、承認の後期段階にあるパーキンソン病や先天性副腎過形成症の新薬プログラムがブロックバスターになる可能性を秘めている。