前回に続き、神経系や内分泌系の病気への製薬開発をするNeurocrine Biosciences <NASDAQ: NBIX>への投資に至った投資サービスMotleyの推奨理由を複数回に分けて紹介する。
・Neurocrine Biosciences 紹介記事
それではバイオ製薬の研究開発するNeurocrine Biosciencesを紹介する。
・第二幕
Neurocrineは不幸であるが一般的な疾病分野で存在感を築こうとしている。
米国で百万人ほどの患者がいて、現行治療薬の効能を拡張したレボドパであるopicaponeがある。この製薬はFDAの承認待ちに入っており、その決定は2020年4月終わり頃を予定している。
この製薬による売上はかなりささやかなものになる一方、Neurocrineがパーキンソン病向けでの売上を増やす力になるだろう。
承認の後期ステージにある別のプログラムでは、文句なく先天性副腎過形成症に対して効能を持っている。ゲノム不安定性がコルチゾールを作っている。
こどもが幼児期にこの病で死に至ることもあり、生涯に渡るたくさんの副腎皮質ホルモンを用いた治療をしなければいけない。これは究極的には更なる健康の問題を引き起こす。
NBI-74788は副腎皮質刺激ホルモンを放出するタイプ1と呼ばれる受容体阻害剤である。
これが関連するホルモンレベルを意義深いほど減らす能力があることを示した。
これは10億ドルの売上に達する可能性を秘める製薬であり、典型的な希少疾患モデルで米国には2~3万人の患者がいる。この主試験という新規治療薬の有効性を示す中枢となる試験を行おうとしている。
継続中の試験の結果が出るの待たなくても、Neurocrineの昨年売上は87%伸びていて、2020年に10億ドルを突破する途上にあり、成長を維持している。
30%以上の純利益を確保するのは成熟したバイオテクノロジー企業なら達成でき、これは素晴らしいことだ。早い時期での機会は、非常にリスクを小さくすることに繋がる。