米国投資メディアMotley Foolのプロモーション特集"Global Summit"で、説明された内容、そこに登場する銘柄を紹介する。
・まず、グローバル株式と米国株式の推移比較で、2002年の貿易戦争以降の5年間でグローバル株式は148%伸びる一方、米国株式は20%に留まった。
・以下は2009年以降のリターンが大きかった株式市場を並べたもの。
2009年 1. Brazil 129% 2. Indonesia 128% 3. Russia 105% 4. India 103% 5. Turkey 99%
2010年 1. Thailand 56% 2. Peru 53% 3. Chile 45% 4. Colombia 43% 5. Malaysia 37%
2011年 1. Ireland 14% 2. Indonesia 7% 3. New Zealand 6% 4. USA 2% Philippines 0.1%
2012年 1. Turkey 65% 2. Philippines 48% 3. Egypt 47% 4. Poland 41% 5. Belgium 41%
2013年 1. Greece 53% 2. Finland 48% 3. Ireland 42% 4. Pakistan 36% 5. Germany 32%
2014年 1. Egypt 29% 2. Indonesia 27% 3. Philipines 26% 4. India 24% 5. Israel 24%
2015年 1. Hungary 36% 2. Denmark 24% 3. Ireland 17% 4. Belgium 13% 5. Israel 11%
2016年 1. Brazil 67% 2. Russia 56% 3. Peru 56% 4. Pakistan 42% 5. Hungary 35%
2017年 1. Austria 59% 2. Poland 56% 3. China 54% 4. South Korea 48% 5. Chile 44%
・Motley FoolのDavid Gardner氏が"Rule Breaker"というポートフォリオで紹介した知名度のある中国銘柄で、リターンが高いものをいくつか紹介。
Baidu : max return 2,571% since David Gardner recommendation
NetEase : max return 1,674% since David Gardner recommendation
51Job : max return 493% since David Gardner recommendation
・次世代のリーダーは海外から現れる
Baiduは、中国企業でAIに多額の投資を行い、自動運転の発展により非常に大きなアップサイドが見込まれる銘柄。
NXP Semiconductorは、オランダ企業でIoT分野とモバイル決済分野の半導体のリーダー。
Atlassianは、豪州企業で世界中のソフトウェア企業から必要とされるプログラムを提供している。
・グローバル投資の3つの柱とは、
1. グローバルネットワークを持つ 大量の資金をグローバルに投資、充実させる。
2. 21世紀型のビジネス 米国の同業他社よりグローバル企業に合致するビジネス。
3. パートナー 創業者がCEOを務める方が、長期投資の正しいインセンティブになる。
上記に合致する企業としてShopify<SHOP>がある。
本社はカナダのオンタリオにあり、売上成長が68%と高く、市場機会として2.3兆ドルに達するコマース市場がある。過去に当ブログでも紹介した企業概要。
・もう1つがテンセント<TCEHY>
4000億ドルに達するテクノロジーの巨人は中国に拠点を置き、最初に香港に上場した。
21世紀型ビジネスで、WeChatはGoogle, Facebook, Amazon, Uberなどをくっつけたようなもの。ただ投資家はグローバルに市場アクセスできないと、最も成長が約束された初期のステージで投資することができない。過去に当ブログでも紹介した企業概要。