先月、米国株のWorkday<NASDAQ: WDAY>への投資を実行した。
投資のきっかけは、投資サービスMotleyが推奨銘柄としてピックされており、投資実行した。
Workdayは、馴染みがないかもしれないが、人事関連・人材管理のソフトウェアを主力製品として、企業向けにクラウドベースで提供しており、クラウドの利点を生かし、グローバル展開する企業やM&Aに積極的な企業で採用が増加している。
加えて財務やサプライチェーン管理をするソフトウェアの提供も手掛けており、新規顧客数の獲得に加え、既存顧客でのソフトウェアの追加採用で拡大が見込まれる。
18年Q1ベースで、所在地別売上の79%が米国内が占める一方、 日本企業でもトヨタ自動車、ソニー、三菱UFJ、ファーストリテイリング、日立製作所などが採用しており、米国外のグローバル企業での採用拡大が今後期待できそうだ。
・Workday投資家向けページ
https://www.workday.com/en-us/company/investor-relations.html
・Workdayの株価推移
それでは、Motleyでの推奨理由の概要を見ていこう。
・クラウド経由の企業向けソフトウェアで最も力強く、成長スピードが早い企業である。業界のエキスパートによると最高の製品であり、イノベーションや職場文化でベタ誉めをしている。 また外部者からの素晴らしい評価だけでなく、顧客都ともに勝ち進もうとしている。
・直近の四半期決算では、売上が28%成長し、経営陣は2019年の見通しを引き上げた。
非会計原則ベース利益は期待をわずかに下回り、1日で株価は9%下落した。もし高成長、高いマルチプルであるWorkdayの様な企業に投資するのであれば避けられず、Motleyは市場予想を打ち破る可能性があると強気のスタンスである。
・収入の大半はサブスクリプションベースで、魅力的なリカーリング(販売後も顧客から継続的に収益をあげるビジネスモデル)になっている。会計原則ベース利益は黒字になっていないが、過去12ヶ月のフリーキャッシュフローは3.38億ドルであり、ネットキャッシュとして18億ドル保有し、企業の市場価値310億ドルとも釣り合いは取れている。
・高成長はマルチプルの高騰も引き起こしており、売上の約13倍の株価水準で取引されている。その様な状況でも次の5年は市場予想を上回ると予想している。その理由として、ビジネスが好調なことに加え、共同創業者であり、人事ソフトウェア分野のリーダーPeopleSoft社でベテランだったリーダーシップがある。もし長期的な視野を持っていて、短期的な株価の乱気流・大変動に耐えられるなら、投資検討をするべきだ。
(10/24追記)あと、本ブログで株ラウンジというオフ会イベントを11/4@仙台を企画しているので、その紹介をさせていただく。