昨日に続き日経マネー18年8月号特別付録で紹介されている”3連勝投資家が狙う勝ち組注目株60”から銘柄選びのヒントを紹介したい。
昨日は、上昇期待(東証1部)だったが、今日は上昇期待(東証2部、新興・地方市場)。
明日以降株主優待、高配当も紹介する。
尚、3連勝投資家とは、直近3年連続で日本株の運用成績5%以上プラスを指し、日経マネー2018年個人投資家調査で該当した1633人からの集計を元にランキング作成。
・昨日の上昇期待(東証1部)紹介記事
今回は上昇期待(東証2部、新興・地方市場)のトップ5を紹介する。
・5位ラクオリア創薬 ジャスダック(4579)
バイオベンチャー。突出した豊富な医薬パイプラインを持ち、それぞれの新製品が市場に出回ることが期待材料。
すでに2種類の動物用医薬品の新製品を出し、収益構造も安定しつつある。
目標株価:2400円、下値目安1000円
(参考)ラクオリア創薬のIRページ
・4位エリアリンク 東証マザーズ(8914)
トランクルーム大手。
トランクルームに特化した投資ファンドも初めて組成され、専業大手として、高収益が続き、株価の割高感はそれほどない。
目標株価:4200円、下値目安2800円
(参考)エリアリンクのIRページ
・3位プレミアグループ 東証2部(7199)
中古車向け自動車ローンと車両故障保証が2本柱。
ユニークなビジネスモデルで再建残高を伸ばすも成長ペースは純化傾向。
2017年12月上場のIPO銘柄だが、順調に上値を切り上げてきた株価の割安感は薄れつつある。
ROEと配当利回りは株価下支えするが、財務体質が弱く、一段の上値追いには新たな成長材料必要。
目標株価:3800円、下値目安2900円
(参考)プレミアグループのIRページ
・2位CYBERDYNE 東証マザーズ(7779)
人間の動きをサポートするロボットスーツHALを展開。
欧州で保険適用進んだことで主力の医療用の貸付が増加。
介護施設や工場向けに腰を補助するタイプも稼働台数が大幅に伸びるなど、中長期的にロボットスーツの普及による業績拡大が見込まれる。
研究開発費の負担が重く赤字だが、黒字転換が視野に入れば株価も再評価される。
目標株価:2200円、下値目安1000円
(参考)CYBERDYNEのIRページ
https://www.cyberdyne.jp/company/IR.html
・1位RIZAPグループ 札幌アンビシャス(2928)
パーソナルトレーニングRIZAP展開。自己成長を切り口に積極的なM&Aでアパレル・広告・食品分野に事業拡大。
株価は17年11月高値まで急伸した後、過熱感で急落。
Calbee CEOだった松本晃氏がCOO就任、株主優待拡充、東証上場も期待あり。
目標株価(株式分割考慮):1150円、下値目安650円
(参考)RIZAPのM&A先企業