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それでは、本日の本題へ。
先月札幌アンビシャス市場上場のRIZAPグループ<2928>への投資を実行した。
・RIZAPグループ IRページ
投資目的は、買収先事業の拡大による成長期待と東証一部への指定替えによる需給状況の改善だ。
事業概況は後程述べるが、東証一部への指定替えは先週の地元新聞での記事でニュースになったように、以前から噂されていたのがいよいよ現実味を帯びてきたようだ。
・ライザップ東証１部上場へ 財務体制整備、数年内に 札証の取引激減必至
RIZAPグループの事業は、美容・健康関連の通販が主体で、減量ジム"ライザップ"も展開。
2017年度業績は、売上1362億円に対し、営業利益136億円と高収益企業であり、規模も近年急拡大している。3年前からは売上規模が4倍、営業利益が7倍に急成長している。
2015年3月期 売上390億円、営業利益21億円
2016年3月期 売上539億円、営業利益32億円
2017年3月期 売上953億円、営業利益102億円
2018年3月期 売上1362億円、営業利益136億円
この急成長を支えるのがM&Aであり、業績不振の企業を、上場・非上場共に、割安の水準で買収し、業績の立て直しを図っている。
こちらのサイトで、今年1月までだがRIZAPグループが矢継ぎ早に打ち出してきた買収・提携先企業の一覧を見ることができる。
下記8社は親子上場の状態になっており、管理体制強化もあって、プロ経営者の松本市をCOOに招聘しており、今後の事業展開、業績動向に注目していきたい。
1. 株式会社イデアインターナショナル ジャスダック 3140
2. SDエンターテイメント株式会社 ジャスダック 4650
3. 夢展望株式会社 マザーズ 3185
4. 株式会社HAPiNS ジャスダック 7577
5. マルコ株式会社 東証2部 9980
6. 株式会社ジーンズメイト 東証1部 7448
7. 株式会社ぱど ジャスダック4833
8. 堀田丸正株式会社 東証2部 8105
・「株主後回し」で結果にコミットー流れに逆らうライザップ松本流
