米国株式市場で2月2日(現地時間)に起きた大幅な下落を引き金に世界各国で起きた2月5日の週の株式相場の下落。
特に日本の株式市場は大きく下げたが、どんな投資主体が”売り”をかけたのか気になっていた。
昨日東証から発表された投資部門別取引状況をご覧頂くとその答えがわかる。
下表グラフの横軸 2月第一週目が、2月5日の週の売買状況を表している。
グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家である。
証券会社と外国人投資家の売りが主因となり、暴落が引き起こされた事がわかる。
一方、興味深いのが、この半年間ほとんど売りだった個人投資家が大幅に買い越ししており、この下落をチャンスと捉えて行動したようだ。
ちなみに上記統計は毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPにアップデートされており、今週は月曜が祝日だったため、金曜に公表された。
また当ブログで何度か取り上げたVIX指数。
米国S&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されているが、
今朝時点で19.46ポイントと節目と言われる20ポイントを下回った。
来週も同様の傾向が継続するようであれば、再び投資再開したいと思う。