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定点観測 4月15日の週の投資部門別取引状況、日米中の主要株価指数推移

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定点観測している東証発表の投資部門別取引状況について、4月15日の週のデータを確認する。同期間の日本の株価指標に加え、米国・中国の株価指標もウオッチ。

 

統計データは毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新され、市場への影響が大きい投資家グループの動向を理解し、投資活動に役立てたい。 

www.jpx.co.jp

  

4月15日の週は、日経平均株価が4月15日始値の22,122円から4月19日終値の22,200円と78円上昇する一方、TOPIXも4月15日始値の1624ポイントから4月19日終値の1616ポイントと8ポイント下落。

また海外(米国・中国)の株価指標に目を向けると、NADAQは4月15日始値の7989ポイントから4月18日終値の7998ポイントと9ポイント上昇し、上海総合指数は4月15日始値の3233ポイントから4月19日終値の3270ポイントと37ポイント上昇。

 

現物株の投資部門別取引状況は、外国人投資家は5,534億円の3週連続の買い越し、一方、個人投資家は3,117億円の3週連続の売り越し。またGPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は239億円の4週連続の買い越し。

  

また現物株と先物合計の売買状況は、 外国人投資家が7,959億円の2週連続の買い越し、 個人投資家は2,777億円の2週ぶりの売り越し、信託銀行は24億円の2週連続の売り越しだった。

 

4月15日の週は、日米貿易協議が無難経過したこと、中国の経済指標が改善したことで、自動車や電気機器等の景気敏感株に買いが入り相場を下支えした。

引き続き、相場動向をウオッチしていく。

 

なお、下表グラフは現物株の売買状況を表し、横軸が各週を示し、 4月第3週目が4月15日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。

 


投資部門別売買状況のグラフ