米国株式市場で10月24日(現地時間)に起きた大幅な下落。10/10の暴落による下落相場の調整がこの2週間で収束しつつあると思われた中での大幅な下げとなった。その際の当ブログ分析記事は下記をご参照。
今回は、米国市場暴落の背景をMotley Foolの記事”What Happened in the Stock Market Today”から概要を紹介する。
・株価の下落は、グローバル経済が減速している可能性への警戒が高まった為。
指数 | 下落率(前日比) | 下落ポイント(前日比) |
---|---|---|
ダウ工業指数 | (2.41%) | (608.01) |
S&P 500 | (3.09%) | (84.59) |
・特にハイテクセクターの株価下落が、半導体セクターの下落に引っ張られ最も酷かった。
半導体セクターETFであるiShares PHLX Semiconductor ETF (NASDAQ:SOXX) ▲6.6%.一方、デフェンシブの公共セクターETFであるUtilities Select Sector SPDR ETF 2.4%上昇となった。
今回注目したいのが、当ブログで何度か取り上げたVIX指数の動向。
米国S&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されているが、
今朝時点で25.23ポイントと節目と言われる20ポイントを上回り、10/10の22.96よりポイントが高い。ボラティリティが急上昇しており、ポジション解消が必要な局面かどうか見極める為、ウオッチしていく。
・VIX恐怖指数の推移
10/10 22.96
10/11 24.98
10/12 21.31
10/15 21.30
10/16 17.62
10/17 17.40
10/18 20.06
10/19 19.89
10/22 19.64
10/23 20.71
10/24 25.23
最後に、本ブログで株ラウンジというオフ会イベントを11/4@仙台を企画しているので、その紹介をさせていただく。