ソニーグループの株主総会にオンライン参加したので、昨日に続きお伝えする。
・前回までの紹介記事
今回は会場でソニーグループ経営陣に寄せられた株主からの質問とその回答内容。
Q1. ソニーグループは10年間で株価が10倍になった。
GAFAMの足元にも株価は及ばない。平成30年で日本企業の位置づけが落ちた。
世界ブランドSonyがけん引者として巻き返しすべき。
具体的な質問は、6Gの領域で日本連合の発想を持っているか。
Sonyはそういった使命があるかと思っている。
A. 社長が質問内容を再確認し、回答開始。
(グローバルでの日本企業のプレゼンスが落ちた。6Gでの日本連合の考えはあるか。
そうでないとグローバルに戦えないのではないか。)
→時価総額でGAFAMで大きな差がある認識はある。
ただ、GAFAMはビジネスパートナーとして重要である。
競争すべき所、協業すべき所をしっかりやっていきたい。Beyond 5Gは今後重要な技術になる。
今後モビリティ進化において、モバイル技術は欠かせない。
総務省が推進する日本におけるコンソーシアム2つにも参画し、貢献していきたい。
(拍手が起きる)
Q2. 10億人に感動、エンタメを届けていきたい
単純に考えて、中国市場を取りに行くだけで達成できる。
経営の柱として中国を考えていると思うが、長期的な視点に立ってやる発言があった。
長期的な視点にたつと中国とどう競争、協業していくのか
A2. 社長が回答。
中国市場は成長してきた。ソニーグループの売上の10%を占める。
コロナからいち早く立ち上がった市場。
ビジネスの観点では、市場、調達、生産の領域で大事なエリア。
ストアで販売していく、コンテンツでBilibiliというアニメ・ゲーム配信会社があり出資している。パートナーを組んでコンテンツを広げる取り組みあり。
今後も中国市場を大事にしていきたい。
(参考ニュース)
ソニー、中国の動画配信大手「BiliBili」に約436億円を出資 - ITmedia NEWS
(会場から拍手が起きる)