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配当・優待株投資2021年版 注目の3月対象企業は!?オリックス編

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配当・株主優待が充実する企業を紹介するこのシリーズ。

昨日紹介したKDDIに続き、2021年NISA枠を活用した株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、3月優待企業を紹介する。

 

・3月優待企業KDDIの記事

www.investor-2018.com

 

前回述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定し、以下の3点を特に意識した。

1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。

2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。

 

今回紹介するのはオリックス<8591>。

国内最大手の総合リース会社。多角的金融サービス事業をグローバル展開しており、金融であれば、融資・投資・生命保険・銀行・資産運用などを手掛け、自動車、不動産、産業/ICT機器、環境エネルギー関連ビジネスも展開。

リース、ファイナンスを中心に、カーシェアリング・レンタカー、住宅開発・不動産投資・コンセッション施設運営、エコサービスなどを提供。

傘下に子会社のオリックス自動車、大京、オリックス生命保険、オリックス銀行、ユビテックなどを持つ。

 

前述の基準に照らしてみて、全て満たしていると判断した。

 

1.業績の振れ幅が少ない→Yes

オリックスの売上高・営業利益の13年間の推移は、売上高は2018年度まで順調に拡大していたが、そこから下降し、20年度もコロナ影響を受けた。利益も同様の傾向。

一方、営業キャッシュフローは、安定的なプラス水準を維持しているが、フリーキャッシュフローは売上高・営業利益同様、2018年度から投資がかさみマイナス水準。 

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売上高・営業利益の10年間の推移

 

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キャッシュフローの10年間の推移

 

2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes

オリックスの株主優待は、100株保有で3年未満保有の場合、ふるさと優待のBコースカタログより1点選択できる。このカタログはオリックスの取引先企業が製造・販売する、ふるさと優待向け特製の食品・飲料などが掲載されている。

また株主優待カードもあり、これはカード提示により、オリックスが提供する各種サービスを割引価格で利用できる。レジャーやビジネスシーンで何度も利用できる。

 

ふるさと優待│オリックス株式会社 (orix.co.jp) 

 

株主優待について│オリックス株式会社 (orix.co.jp)

 

3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→ Yes

2021/3/5時点の株価でみると、1株あたりの配当76円の実績で、配当利回り(税引前)は4.18%と、利回りは基準以上になる。