昨日に続いて、米国の金融機関バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(以降、BAML)のファンドマネジャー調査の内容を紹介する。
今回は、英語版ニュースから細かい括りでのポイントを紹介。
一旦、BAMLのファンドマネージャー調査2018年11月分からの紹介は終了。
1. 米国株式 Exibit 32 Net % AA say they are overweight US Equities
→2017年9月投資家は米国株に弱気になり、アロケーションは過去10年で最も低い水準になったがそれ以来パフォーマンスが良い。ファンドマネージャーは、高評価(overweight)になり、11月は+14%のoverweight評価。
2. 欧州株 Exibit 33 Net % AA say they are overweight Eurozone Equities
→2016年7月に過去3年ではじめて低評価(underweight)になって以来パフォーマンスが良かった。昨年は欧州株が過剰に高評価を受けたが、パフォーマンスは悪かった。
そして11月は僅か+1%のoverweight評価で、2年来の低いレベルに止まった。
3. 新興国株式 Exibit 34 Net % AA say they are overweight GEM Equities
→2017年1月に-6%のunderweightに下落し、株式は売り(正確には、逆張り投資家のロングポジション)になって以来パフォーマンスが良かった。4月にはアロケーションが+43% のoverweightへと7年来の高さに達した。18年11月にアロケーションは、-13%のoverweight評価になり、現在ニュートラル(可もなく不可もなし)。