日経マネー6月号の特集”10倍株で儲けよう 中小型株でガンガン稼ぐ“で
特集のPart2"上昇期待のIPO株、発掘のコツ"で、今年IPOが絶好調だがその上昇気流を捉える銘柄発掘のコツに関する記事があり、昨日に続いて紹介する。
IPOのプロ4人に聞くという形式で、各々の注目銘柄やIPO市場の見方を紹介しており、今回は残り2人の意見を取り上げる
・IPOのプロ3人目
いちよし証券投資情報部課長 宇田川克己氏
<注目銘柄>
・ 和心<マザーズ9271>
和装小物や着物レンタルの店舗運営、自社ブランド品の通信販売を手掛ける。
インバウンド需要の取り組みに加え、若い女性もターゲットとする。
<IPO市場の見方>
IPO企業の3つの勝ちパターン
業界全体の変革に乗れる企業:
小売り業界の無人レジ導入、AIの各業界での需要が継続して拡大する
顧客層を固めている企業:
一部もコアファンを固めている企業は収益構造が安定している。
独自のビジネスモデルあり:
他社が手掛けない業態や違った顧客層にアプローチ。
・IPOのプロ4人目
コムストック氏
コムストックの投機日記 - livedoor Blog(ブログ)
<注目銘柄>
・一蔵<東証一部6186>
和装・呉服の販売・レンタル事業、結婚式場の運営を手掛ける。
着物はSPAの仕組みを採用している。
<IPO市場の見方>
3項目でIPOを評価する。
経済的優位性:
ビジネスモデルの強さ、市場の競争の厳しさを、経験をもとに4段階で評価。
利益成長力:
業績の伸びや利益率から企業の稼ぐ力を4段階で評価。
割安度:
PER、PBRなどを業種間で比較し、相対的な割安感を6段階で評価。