日経ヴェリタス6月3日号の特集”中小型成長株 次代担う注目25銘柄“で、時価総額500億円未満の企業を対象増益率・増収率・営業利益率をもとに選ばれた25銘柄が出ており、まずは企業を3回に分けて紹介する。
成長持続の3要素として得意分野で高いシェアをもつニッチ追求型、新市場を切り開くパイオニア型、サービス基盤で安定収益をあげるプロットフォーマー型がある。
今回の銘柄で、ニッチ追求型は例えばトリケミカル研究所が該当する。
日経ヴェリタスは、次号から1社ずつ紹介していくとのことで、注視していく。
編集長の小栗です。新装ヴェリタスの新コーナー「発見 中小型成長株」も始まります。ヴェリタスが独自の視点で全国から抽出した次代を担う中堅ベンチャー注目25銘柄を紹介します。今回はダイジェスト版。次週以降、1社ずつ詳しく解説していきます。投資判断の材料としてご活用ください。 pic.twitter.com/YETh6gcBdK
— 日経ヴェリタス (@nikkei_veritas) June 3, 2018
<次代担う注目銘柄>
1. ペガサスミシン製造<東証一部6262>
伸縮生地向け環縫いミシン最大手。中国、アジア軸に海外進出。
車ダイカスト部品も手掛ける。
5年間の営業増益率154%、株価騰落率32%<16年末 vs 18年5月>
2. トリケミカル研究所<東証一部4369>
半導体向け化学薬品を製造。絶縁膜材料で世界高シェア。中・韓・台向け強化。
5年間の営業増益率110%、株価騰落率110%<16年末 vs 18年5月>
3. ファーストブラザーズ<東証一部3454>
投資銀行事業を中核とし、不動産の自己勘定投資と私募ファンドを運用。
5年間の営業増益率100%、株価騰落率71%<16年末 vs 18年5月>
4. ビーロット<東証一部3452>
不動産投資業。中古ビルやマンションの価値を向上せさ売却。用地開発に強み
5年間の営業増益率95%、株価騰落率164%<16年末 vs 18年5月>
5. タケダ機械<ジャスダック6150>
鉄骨加工機の大手メーカー。建設・車関連が主力。アマダ系と海外OEMで提携。
5年間の営業増益率90%、株価騰落率28%<16年末 vs 18年5月>
6. ディア・ライフ<東証一部3254>
概要首都圏で投資用マンションを開発・販売。ファンド運営や人材派遣事業なども。
5年間の営業増益率74%、株価騰落率34%<16年末 vs 18年5月>
7. マルマエ<東証二部3245>
精密部品加工業。液晶・半導体・太陽電池製造装置向け。大型品に強み。
5年間の営業増益率73%、株価騰落率267%<16年末 vs 18年5月>
8. モバイルファクトリー<東証一部3912>
スマホ向け交流ゲームなどコンテンツサービスの開発配信を手掛ける。
5年間の営業増益率67%、株価騰落率21%<16年末 vs 18年5月>