昨日に続き、獣医向け、あるいは家畜・家禽の診断用テスト機器、サービスを提供するIdexx Laboratories (NASDAQ: IDXX)に、投資検討に至った投資サービスMotley推奨理由を複数回に分けて紹介する。
今回はIdexx Laboratoriesの潜在的なビジネスリスクについて。
・これまでの記事
それでは企業紹介する。
・潜在的なビジネスリスク
市場占有プレイヤーとして、新しい市場を開拓でき、たくさんの新興市場向けの売上を得られるが、Idexxの市場占有は暫く認識されていなかった。
過去に独占禁止法の注目を集めたことがあるが、会社はビジネス領域の調整を競合の動向も踏まえ統合措置を取った。
Abaxisは最大の競合の1つで、Zoetisにより2018年に買収された。
Zoetisは8兆円@100円/USD換算の規模で、2013年にPfizer (NYSE: PFE)から動物ヘルスケアビジネス部門がスピンアウトした。
Zoetisはビジネス領域を広げ、治療薬やワクチンや、診断ビジネスの構築まで手掛ける。今ではIdexxと、ポイントを絞った診断ケアの領域で、身近な競争相手になった。
この領域は、大規模な分析装置を必要としない。
加工食品という異なる方向からきている会社もあり、それは動物ケアのMarsという会社である。最大規模の動物病院とのネットワークを米国で保有する。
BanfieldやVCA Antechといった病院チェーンを米国で買収した。これにはラボや診断装置部門も含まれ、それによってこれらの病院チェーンからは選考されるだろう。