前回に続き、コンサルティングやアウトソーシングを120か国で提供するAccenture <NYSE: ACN>への投資に至った投資サービスMotleyの推奨理由を紹介する。
・前回の紹介記事
・新しい領域へ
Accentureがグローバル企業に長年選ばれていることから言えるのは、並外れた関係性を築いていることで、これはAccentureが届ける価値とその解決策が、顧客のビジネスでのスイッチングコストをとても高くしている。
・長期的な価値が、Accentureに安定的な売上をもたらす1つの要素だ。過去20年間で、毎年売上成長をもたらした。但し例外は2009年は前年比7.7%減、2010年は横ばい。
・Accentureはまた高品質の利益もあげている。フリーキャッシュフロー創出力は毎年の利益額を10%上回る水準だ。昨年のキャッシュフローは60億ドルあり、自社株買いと健康的な配当(1.6%)の手当てをした後での金額である。Accentureは61億ドルの現預金を保有しており、負債はない。
・なぜAccentureがキャッシュを創出し続けられたか不思議ではない。
ITへの支出増加やや更なるアウトソーシングは、短期的なビジネストレンドではないためだ。世代的な移行が起きており、定期的に企業がビジネスをどう行うか、新しいテクノロジーとのバランスをどうするか、見直しの機会が訪れている。
また人工知能やInternet of Things、クラウドコンピューティングなどの動きが、そういったニーズを加速させる。