前回に続き、米国株のOllie's Bargain Outlet<NASDAQ: OLLI>への投資のきっかけとなった投資サービスMotleyでの推奨理由を紹介する。
・前回までの記事
それでは、ディスカウント小売りのOllie's Bargain Outletの続きを紹介する。
・ 2017年から2018年にかけて純利益が倍になったが、2019年のOllie'sの成長率は6%に落ちるだろう。2019年度2月期に会社は2019年度ではなく2018年度の結果に言及したことも見ておくべき。
2018年度は1度限りの税金のインパクトがあったが、Ollie'sの2019年度の利益成長ガイダンスは5%に留まる。
営業利益は更に高いペースで成長するので心配していないが、純利益の今後の推移にも目を向け続けるべきだろう。
・またCEO Butler氏はOllie'sの保有株式のかなりの部分を売却しており、2016年末に1300万株を保有していたが、現在は850万株に減っている。
ただ、この間の株価上昇により、彼の所有分は2年前より大幅に評価額が増えている。
Butler氏がすぐに去るとは見ていないが、やがて彼が去ることはリスクである。
Ollie'sは円滑な移行を確実にする優れた後継者プランを持つ必要がある。
・従業員ベースの統制のとれた企業が好みだが、Ollie'sのGlassdoorでのレーティングは☆5満点中、☆2.9と平凡であり、Butler氏のCEOとしての仕事評価は56%となっている。
Ollie'sでの仕事は魅力的で、多数の安定した仕事があるが、従業員の一部は労働環境や給料、経営層とのコミュニケーションに不満を持っているようだ。