昨日に続き、「無敵のグローバル資産 航空機投資 完全ガイド」で触れられている航空業界、航空機投資について紹介する。
・無敵のグローバル資産 航空機投資 完全ガイド 航空機投資研究会編著
・無敵のグローバル資産 航空機投資 完全ガイド Part1
この書籍は一言で表すと、航空機投資に関わっていた専門家がその魅力を解説した書籍である。著者の名前として上がっているのが、マーキュリアインベストメントの澁田 優一氏と旭アビエーションの野崎 哲也氏。
・マーキュリアインベストメント
記事ではそれらの魅力やその前提となる航空機投資のマーケットに関して、気になった点を複数回に分けて紹介する。
1、航空機投資の位置付け
2、航空機投資の魅力
3、航空機投資環境の見通し
4、航空機投資戦略入門
今回は、1、航空機投資の位置付けから紹介する。
伝統4資産である国内株式・債権、海外株式・債権以外の資産に投資することをオルタナティブ投資と呼び、その中の1つに位置付けられると。
オルタナティブ投資にはどんなものがあるかと言うと、主なものとして不動産、インフラ、航空機への投資がある。
CF(キャッシュフロー)投資視点から見た3つの資産への考察として、CFの源泉、考慮すべきリスク、耐用年数、流動性、期待収益率等の視点から各資産の特性を分析しており、興味のある方は本書を手に取って確認頂きたい。
ここでは期待収益率のみピックアップする。出所は金融機関とのこと。
不動産 :4%~7%
インフラ:5%~15%
航空機 :6%~15%