先日、オンライン証券会社のホームページで、口座開設者でなくても閲覧できる日本・米国企業に関する記事を紹介した。
今回はまとめサイト及び楽天証券で配信された日本個別株スタートトゥデイの分析記事を紹介する。
スタートトゥデイへの投資検討している場合は、企業研究されてはいかがだろうか。
まずこちらの記事はどんな属性の会員がZOZOTOWNで買い物をしているか、どれぐらいの購入単価・点数を購入しているか公開データからトレンドを探っており、興味深い。
・ZOZOTOWNでは、誰がどんなふうに買っているの?
次に、高収益なビジネスモデルを考察した楽天証券の記事を紹介する。
日本トップクラスのROE(自己資本利益率)や売上高営業利益率の指標で読者を惹き付ける。
・「ZOZOTOWN」はアマゾンの脅威に勝てるか?スタートトゥデイ高収益の秘密に迫る
この記事のなかで、スタートトゥデイが、コストを抑え大きな利幅を取るビジネスを構築できた理由を2点あげている。
1. B to Cのアパレルプラットフォームとして高い集客力を確保
2. 自らは在庫の売れ残りリスクを負わない
また上記の記事の続編として、楽天証券が直近の決算も踏まえて下記記事も掲載しており、同じく紹介する。
・スタートトゥデイ、既存事業は実質増益、PBに進展あり
2019年3月期第1四半期(1Q)連結業績は、売上高が前年同月比24%増だが、経常利益27%減。
これを受けて、株価は、決算を公表日より大幅下落している。
ただ、楽天証券の分析では、営業減益の主要因はPB(プライベートブランド)拡販を踏まえた先行費用。
既存事業は堅調に推移し、今後はPBの販売規模拡大が期待できることを考慮すると、2Q以降の同社業績は回復に向かう(成長性と高い収益性は維持と判断)と考え、この下落局面は押し目買いの機会と考えているようだ。