米国投資メディアBarronsの8月6日号特集"リスク【投資環境】3 大リスクとその回避手段"で、コスモス薬品<3349>が注目銘柄として、昨日取り上げた日本M&Aセンターと並んで、ピックアップされていたので紹介する。
・Barronsの紹介記事
・Barronsに取り上げられた日本M&Aセンター
・リスク【投資環境】3 大リスクとその回避手段
ポピュリズム、貿易摩擦、金融政策の乖離という3つのリスクが市場を襲っていると記事は指摘する。
アリアンツのチーフ経済アドバイザーのモハメド・エラリアン氏*は、世界の様々な地域が異なる度合いの脆弱性に晒されている為、投資家は選択に極めて慎重になる必要があると語る。
・モハメド・エラリアン氏の最近の発言
3つのリスクの内の、貿易問題で日本は非常に脆弱に見えるかもしれない。
しかし、ロンデュア・ニュー・ワールド*を最近立ち上げたローラ・ゲリッツ氏によると、日本企業は潤沢な現金を保有していることから抵抗力が高い。
また日銀は超低金利政策にこだわっており、輸出企業を回避する一方で、国内志向の企業を選好しており、その代表的な銘柄として、ドラッグストアチェーンであるコスモス薬品(3349)は日本の高齢化から恩恵を受けていることから選好している。
・ローラ・ゲリッツ氏のロンデュア・ニュー・ワールド
なお、本特集で取り上げられた企業は、貿易問題を回避できるコスモス薬品以外だと
・ポピュリズムを回避できる銘柄
イギリスの旅行および保険代理店 サガ(SAGA.英国)
・貿易摩擦を回避できる銘柄
インドのAxis銀行(AXSB. インド)
ドイツの自動車会社 ダイムラー(DAI.ドイツ)
石油会社 ロイヤルダッチシェル(RDSB.英国)
中国の保険会社 平安保険(2318.香港)
・金融政策の乖離を回避できる銘柄
中国のビール会社 青島ビール (168.香港)
中国の物流会社 中国外運(598.香港)
中国のインターネット大手 百度(BIDU.中国)
ブラジルの通信会社 テレフォニカ・ブラジル(VIVT4.ブラジル)
・中国のインターネット大手 百度を紹介した当ブログ記事