日経マネー6月号の特集”10倍株で儲けよう 中小型株でガンガン稼ぐ“で取り上げられいる成長余地の大きい中小型株で、大化けする銘柄発掘の魅力に迫りたい。
今回は特集のPart1"爆騰期待!中小型株の選び方"。
中小型株の魅力は、爆発的な株価の上昇力にあり、4つの視点からスター株候補を発掘している。
4つの視点とは注目度、成長力、収益力、割安度であり、各スコアを合計して高スコアの企業がピックアップされており、"今買う中小型株"トップ12を3回に分けて紹介する。
対象企業は時価総額1500億円以下で、アナリスト予想がある600社。
注目度:17年9月~18年3月の強気・弱気相場での騰落率、アナリスト予想乖離率で評価
成長力:16年~18年度の売上高伸び率、経常利益伸び率で評価
収益力:ROEと経常利益率で評価。経常利益率は16年~18年度の平均。
割安度:今期PER(18年度アナリスト予想をベース)、実績PBR(16年度実績)で評価
12位:コムチュア(東証1部 3844)
独立系システムインテグレータ。グループウエア運用で首位級。
ネットワーク構築、ビックデータ分析、情報可視化システム需要旺盛。
ここ数期のROEは20~30%で推移し、高ROE銘柄としても注目。
注目度と収益力が高スコア。
11位:酒井重工業(東証1部 6358)
道路舗装機械専業。国内シェア7割。2019年3月期は国内大型機の排ガス規制駆け込み需要反動減と東南アジア等海外販売の伸びでオフセットか!?
割安度と注目度が高スコア。
10位:エヌアイシ・オートテック(ジャスダック 5742)
アルミ製部材メーカー。主力は生産設備用構造材・構造部材・商事の3つ。
17年~21年度までの5年間で売上高を2倍にする計画が進行中。
成長力と収益力が高スコア。
9位:スターフライヤー(東証2部 9206)
北九州-羽田が主力の新興エアライン。ビジネス需要が主体。
2018年に国内3空港と台湾を結ぶ国際線参入だが、搭乗率は当初低水準を想定。
19年3月期は営業減益の可能性大。
注目度と収益力が高スコア。