先月米国株のSynopsys <NASDAQ: SNPS>への投資を実行したが、そのきっかけとなった投資サービスMotleyでの推奨理由を昨日に続いて紹介する。
・Synopsys 初回紹介記事
・仕事に必要なツール
Synopsysは様々なロジックライブラリー、インタフェース、付随システムを整備しており、様々なチップに共通で使えてライセンスできる。
エンジニアは新製品ごとに車輪を再発明する必要がない。
更に最近では、会社はソフトウェア統合のリーダーになっており、ソフトウェアの脆弱性に関する分析、回避、訂正機能が大半のチップに搭載されている。
Synopsysは必須ツールをたくさん持っており、半導体業界の循環に耐性が有るわけではないが、半導体関係の企業はこれらのツールが運用に必要なので、無関係でいられる。
2008-2010年の大恐慌の時も、Synopsysはゆっくりとであるが成長した。
Synopsysのビジネスは半導体の収入に連動している訳ではなく、半導体の研究開発に連動しており、それは成長しているときもそうでないときも継続する。
長期的なトレンドとして半導体の需要が拡大し、IoTは多数の対象に更なるチップが搭載され、管理やモニターがインターネットを通して行われる。5G通信やそれに接続される車にはパワーや汎用性が求められる。
議論があるように、AIの拡大が強みではあるが、機械学習の計算ができる最先端のチップが要求される。Synopsysの共同CEO兼共同創業者のAart J. de Geus氏は、最近のカンファレンスで、我々は人間の脳を真似する領域からはとても離れていて、そこまでの道のりは長いと発言した。
SynopsysはAIからたくさんの恩恵を受けており、チップがデザインされる前から長くか変わっており、AIを自身の知的所有権とリンクさせ、デザイン問題の解決やチップデザインの高速化・改善に活用いている。