以前、投資雑誌で紹介されていた投資手法から、今日はイベント投資について少し考察する。
ここで言うイベント投資とは、株主優待獲得、東証一部上場といったイベントで値上がりする企業を先回りする投資手法の事
・紹介記事
考察のきっかけは、昨年テンバガー候補企業としてピックアップした1社のエニグモ<3665>が、3月15日の2019年1月期決算発表で東証マザーズから東証一部に市場変更を行うことを発表し、実際4月18日に昇格したこと。
これによりエニグモの株価は、発表前に比べ約50%上昇した。
・エニグモ 2019年1月期 決算説明会資料
http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/ir_20190315_3.pdf
・エニグモ 東京証券取引所市場第一部への上場市場変更に関するお知らせ
http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2019/04/ir_20190418.pdf
・当ブログでのエニグモの紹介記事
考察は、SBI証券の下記記事をベースに進めたい。
・東証1部昇格期待のマザーズ銘柄はコレ!?
マザーズから東証1部への市場替え基準は下記6つあり、親切にもSBI証券の記事では対象となりそうな企業をスクリーニングし、16社紹介している。
1. 株主数2,200人以上 2. 流通株式数2万単位以上 3. 時価総額40億円以上
4. 純資産額10億円以上 5. 最近2年間合計経常利益5億円以上 or 時価総額500億円以上
6. 最近5年間の有価証券報告書に虚偽記載がない
16社には当ブログでピックアップしたことがある企業が含まれるのでその紹介をしつつ、東証1部への指定替え申請の動きが出るかウオッチしていく。
まずは昨年IPO時に、企業/事業概要を紹介したジェイテックコーポレーション<3446>。
続いて、テンバガー候補企業として投資成績を紹介した串カツ田中HLDG<3547>。
最後は、テンバガー候補企業として、シェアリングテクノロジー<3989>とハイアス・アンド・カンパニー<6192>の2社も昇格候補に挙がっている。