今日は投資仲間が書いた投資関係の書評の紹介。仲間の許可をとって、書評の一部を斜めフォントで引用する。
その本とは、米国の資産運用会社オークツリー(ティッカーシンボルOAK)の創業者ハワード・マークス氏の"投資で一番大切な20の教え賢い投資家になるための隠れた常識"。
バリュー投資で著名な投資家でもあり、ウォーレン・バフェット氏もこの本を推薦している。
詳しくは、下記リンクの書評で確認頂きたいと思うが、本書のポイントは
「とりわけ、いかに投資リターンを達成するかより、リスクをいかに限定するかに多くのページが割かれている。リスクについては、理解→認識→コントロールすることを3章を使って説明しており」リスク管理に関する考え方だろう。
アイデア投資家が書評で特に気になったフレーズは、下記である。
「第5章”リスクを理解する”では、損失の確率を数値化するのが難しい点を考慮すると、リスク調整後リターンについて客観的指標を求める投資家にできるのは、シャープレシオに注目することぐらいと指摘。シャープレシオは、ポートフォリオの超過リターンをポートフォリオの収益率の標準偏差で割った比率で、ある程度合理性を持っており、今あるなかでは間違いなく最良の指標と一押しする。」
10/10の米国市場暴落から始まった、ボラティリティのある不安定な相場環境では、この本から学べるアイデアはこれ以外でも多いと思われるので、書評の前編だけでなく、中編・後編もチェックしていく。