日経ヴェリタス6月3日号の特集”中小型成長株 次代担う注目25銘柄“で、時価総額500億円未満の企業を対象増益率・増収率・営業利益率をもとに選ばれた25銘柄が出ており、今回は注目銘柄2回目の紹介。
・注目銘柄1回目の紹介
成長持続の3要素として得意分野で高いシェアをもつニッチ追求型、新市場を切り開くパイオニア型、サービス基盤で安定収益をあげるプロットフォーマー型がある。
今回紹介する銘柄で、 ニッチ追求型はウルトラファブリックHD、パイオニア型は日本動物高度医療センターが該当する。
<次代担う注目銘柄>
1. ムゲンエステート<東証一部3299>
首都圏で中古マンションをリフォームして転売。区分所有案件に強み。投資用も。
5年間の営業増益率64%、株価騰落率60%<16年末 vs 18年5月>
2. イー・ガーディアン<東証一部6050>
SNS等の投稿監視や運用支援が主力。問い合わせ対応代行や広告審査も。
5年間の営業増益率58%、株価騰落率147%<16年末 vs 18年5月>
3. ギガプライズ<東証一部3830>
マンション向けネット接続サービスを展開。システム開発も。フリービット傘下。
5年間の営業増益率54%、株価騰落率75%<16年末 vs 18年5月>
4. エフオン<東証一部9514>
省エネ支援とバイオマス発電の両輪。自社発電所も運営。燃料の外販を拡大へ。
5年間の営業増益率53%、株価騰落率75%<16年末 vs 18年5月>
5. 新報国製鉄<ジャスダック6150>
概要鋳鋼品中堅。半導体向けステッパー用部品などが主体。鏡面加工定盤が成長。
5年間の営業増益率50%、株価騰落率83%<16年末 vs 18年5月>
6. ローツェ<東証一部6323>
ウエハー、ガラス基板搬送機最大手。台韓企業が大口顧客。アジアに生産シフト。
5年間の営業増益率50%、株価騰落率40%<16年末 vs 18年5月>
7. 日本商業開発<東証一部3252>
都市近郊で商業施設を開発。テナント募集に強み。「地主ファンド」組成も。
5年間の営業増益率47%、株価騰落率▲8%<16年末 vs 18年5月>
8. 日本動物高度医療センター<東証一部6039>
犬猫専門に高度医療を施す「二次診療」病院を展開。完全紹介制。
5年間の営業増益率40%、株価騰落率112%<16年末 vs 18年5月>
9. ウルトラファブリックスHD<東証一部4235>
合皮の製造・販売。大半は受託生産。自動車・航空機・家具向けなどが主軸。
5年間の営業増益率37%、株価騰落率40%<16年末 vs 18年5月>