昨日に続き、インバーター製造・販売するSolarEdge Technologiesへの投資に至った投資サービスMotleyの推奨理由を紹介する。
・SolarEdge Technologies紹介記事
それでは、主にソーラーシステム用途のインバーター製造・販売するSolarEdge Technologiesを紹介する。
・ソーラーシステムに搭載するインバータを選ぶアプローチとして、SolarEdgeが手掛けるのが3つの方法。それはオプティマイザーを全てのソーラーパネルに搭載する事。
これは独立して稼働し、あたかもパネルごとのマイクロインバータの役割をするが、中央制御のインバータも必要だ。
これにより2つの事を満たせて、1つがそれぞれのソーラーパネルの性能が最適化され、稼働状況が確認できる、またインバータ機能の重複もなく、コストを抑えられる。
・SolarEdgeとEnphaseは共にモジュールレベルでのパワー機器システム(MLPE)と呼ばれ、グローバル市場のシェアの95%を占めており、SolarEdgeはトップシェアだ。
パワー機器システムは、米国のカリフォルニア州では主流で、昨年は設置されたものの80%がそれに該当する。
ただ大半の市場では、シンプルなストリングインバータが主流で、グローバル市場では85~90%を占めている。
SolarEdgeは、インバータの世界市場ではまだ4%のシェアしかないので、成長余地はたくさんある。
・SolarEdgeの成長スケールは、価格を下げることで可能になり、ストリングインバータとのギャップを縮めることになる。SolarEdgeは粗利益のマージンを過去数年増やしながら価格低減を管理してきた。
National Renewable Energy Laboratoryという専門機関のデータによると、SolarEdgeの
パワー機器システムの製品は、EnphaseよりW単価$0.15で2017年は販売されていて、競争優位性があった。