今年選定したテンバガー候補21銘柄の3ヶ月リターンで、株価パフォーマンスベスト企業 SKIYAKI編、株価推移 イボキン編に続き、株価パフォーマンスワースト企業だったアクアラインを紹介する。
・テンバガー候補銘柄の19年1月~3月期 株価パフォーマンスベスト企業 SKIYAKI編
・テンバガー候補銘柄の19年1月~3月期 株価推移 イボキン編
マザーズ上場のアクアライン<6173>は、上記期間のリターンは▲36%。
イボキンは、水まわり緊急修理サービスが主力。ミネラルウォーターの販売も行う。新事業としてリフォーム紹介、パーソナルジム、IoT関連を育成へ。2000年設立、2015年上場。
株価下落のきっかけは下記2点と推測。
1点目が、1月11日発表の2019年2月期 第3四半期決算。
連結経常利益は前年同期比40%減の1.2億円に落ち込み、通期計画3.8億円の進捗率31%に留まった。これが懸念され、株価が暴落した模様。3年平均の進捗率は50%と今回悪かったことがわかる。
2点目が、2月22日に2019年2月期通期連結業績及び1株当り配当予想の修正発表した。
経常利益は前回予想48%減の1.99億円。修正理由は下記2つ。
1) 水まわり緊急修理サービス事業で暖冬影響により修理依頼が不調に推移した。
2) 現場サービススタッフ増員に関し、厳しい採用環境から人員計画を下回り、売上高/利益が従来予想を下回る見込みとなった為。
尚、4月12日に2019年2月期通期決算発表が行われ、連結経常利益は前期比52%減の1.8億円に落ちたが、20年2月期は前期比44%増の2.7億円に伸びる見通しとなった。
今期の年間配当は、前期比5円増の25円に増配方針を発表し、4月12日株価は約4%の上昇となったので、今後の復活に期待したい。