先日こちらの記事で紹介した”凄腕投資家が投資に役立った本 ランキング1位の”ピーター・リンチの株で勝つ"を購入し、お盆期間に読んでいる。まだ購読中なので、読了後に気になった投資アイデアを紹介する。
1位 ピーター・リンチの株で勝つ ピーターリンチ他著 ダイヤモンド社
アイデア投資家も今月この本を購入し、読み進めているので、投資に役立つアイデアがあれば、記事で紹介する予定。
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その間に、日経マネー8月号に”テンバガーハンターの元祖 著書から読み解くピーター・リンチ氏の投資”と題して、ピーター・リンチ氏が分類した株式6つのタイプが記載されているので紹介する。
株式6つのタイプの紹介する前に、ご存じの方も多いと思うが、まず著者のピーター・リンチ氏とは伝説的なファンドマネージャーで、フィデリティの旗艦ファンド”マゼランファンド”で1977年から13年運用し、平均29%のリターンを創出。
個人投資家向けに株式投資のノウハウを解説した本書は世界的ベストセラーになった。
ピーター・リンチ氏の投資手法は利益見通しや事業モデルを重視して、企業を徹底的に分析・銘柄選定し、長期保有する。
株式を6つのタイプに分類し、テンバガー(10倍株)が期待できるのは3つのタイプ。
・テンバガー(10倍株)が期待できる
1. 急成長株 年に20-25%成長遂げる。小企業。急成長より成熟産業に多い。
2. 市況関連株 売上と利益が循環的に上下。自動車、航空、タイヤ、鉄鋼、化学。投資はタイミングが全て。
3. 業績回復株 業績不振の淵から立直り企業。大変なリターンあり。探し当てるのが困難。
・テンバガー(10倍株)が期待しにくい
4. 低成長株 古くて大きい会社。事業拡張の余地がない。お金の使い道がなく高配当。
5. 優良株 身軽とは言えない巨人企業。年に10-12%の成長期待。不況には強い。
6. 資産株 大きな資産を持っているのに見過ごされ、過小評価されている。