昨日に続き電子署名とその他のクラウドベースの製品取引、サービスを企業に提供するDocuSign(NASDAQ: DOCU)への投資理由を紹介する。
今回は、なぜ今DocuSignなのかと、潜在的なビジネスリスクについて。
・前回までの紹介記事
それでは企業紹介する。
・なぜ今DocuSignなのか
DocuSignの成長する国際市場での集中は、国内市場への取り組みにも繋がっている。
なぜなら多くの企業は多国間の合意を実行する必要性があるからだ。
欧州の規制であるelDASは異なる要求として、スタンダード、アドバンス、認定済みの電子署名を要求する一方、米国ではFedRAMPが国内セキュリティの標準を定めている。
DocuSignは、これらすべての要求を確認し、対応することでその先にある競争に備えている。
・潜在的なビジネスリスク
DocuSignは、業績モメンタムを維持し、1年前倒しで状況を達成した。
会社は驚くことに、営業利益率20%を直近の四半期で生み出したが、経営陣はビジネス投資の増加によりこのマージンが低下することを意図をもって示した。
売上の成長率も同様に将来低下するだろうが、それはサプライズとはならないだろう。
しかしもし投資家からDocuSignの業績向上がCOVID19によるもので、ビジネスがスローダウンするとみられると、売上高の35倍の価値で取引されている株価は影響を受けるだろう。
契約ライフライクルビジネスは控えめな業績の貢献者だが、次の数年もそのポジションに留まるだろう。