昨日に続き、クラウドベースのプラットフォームで、コアとなる給与システムをはじめ、Pコンプライアンス、経費管理、採用や福利厚生、従業員のエンゲージメントなどを提供するPaycom Software(NYSE: PAYC)への投資実行理由を紹介する。
今回は、なぜ今Paycomに投資すべきか。
・前回までの記事
それでは企業紹介する。
・なぜ今Paycomに投資すべきか
Paycomのビジネスで最も印象的なことは、不透明な経済的なプレッシャーでも十分持ちこたえることができた。COVID19の感染拡大で、従業員や中小規模のビジネスに影響があったにも関わらず。
人々はおそらく、Paycomの大幅な売り上げの落ち込みと従業員を解任して費用をカットしたのではと予測する。しかし混乱によるPaycomの顧客と、その従業員がリモート環境で昨年以上に勤務する必要があったにも関わらず、2020年の既存顧客維持率は93%を維持した。売上成長率は鈍化したが、それでも2019年の14%上回る水準でヘルシーである。
さらに重要なことに、新規顧客の波がPaycomに押し寄せた。
新規顧客獲得率は2019年から2020年で2倍以上の伸びを示した。
その結果、Paycomは3万1千の顧客を2020年末に獲得し、1万6千の企業グループとなり、2年前にそれぞれ2万3千、1万2千だった状態から拡大した。
Paycomは、COVID19による感染拡大により2020年の決算ではコストのチャレンジに直面した。