前回に続き、ビジネス支出・経費管理プラットフォームのリーダー企業Coupa Software (NASDAQ: COUP)について、投資検討に至った投資サービスMotley推奨理由を複数回に分けて紹介する。
今回は、潜在的なビジネスリスクについて紹介する。
・前回までの紹介記事
それでは企業紹介する。
・潜在的なビジネスリスク
Coupaの野心と現在のポジションは顕著な格差がある。
直近の売上高が500億円未満であり、SAPやOracleやSalesforceの売上とは摩擦は限定的である。
株式評価にプレミアムが付与されていて、売上高のおよそ46倍に達しているのは、非常に力強いこの先数年の成長を予測しているからだ。
売上と前受収益の成長率は非常に強いが、2021年は幾分そのスピードは減速するだろう。
ここで問いとなるのはCOVID 19のパンデミックがどんな影響を与えるかだ。
経営陣は売上サイクルのペースがスローになり、さらに減速するという予測を持っているが、それはおそらく一貫性を持って発生するとは言えないだろう。
直近の第三四半期の決算ではそのトレンドは改善しているが、パンデミックの終了がどういった結果をもたらすか見通せない。
売上成長が早まり、成長率も更なる加速を意味する可能性があるが、もし会社が見ているようなスローダウンが現れると、株価への深刻な影響が現れるだろう、