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定点観測 10月26日の週の投資部門別取引状況、日米中の主要株価指数推移

 

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定点観測している東証発表の投資部門別取引状況について、2020年10月26日の週のデータを確認する。同期間の日本の株価指標に加え、米国・中国の株価指標もウオッチ。

 

統計データは毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新され、市場への影響が大きい投資家グループの動向を理解し、投資活動に役立てたい。 

www.jpx.co.jp

  

10月26日の週は、日経平均株価が10月26日始値の23,558円から10月30日終値の23,977円と419円上昇し、TOPIXも10月26日始値の1623ポイントから10月30日終値の1679ポイントと56ポイント上昇。

また海外(米国・中国)の株価指標に目を向けると、NASDAQは10月26日始値の11440ポイントから10月30日終値の10911ポイントと529ポイント下落し、上海総合指数は10月26日始値の3258ポイントから10月30日終値の3224ポイントと34ポイント下落。

 

現物株の投資部門別取引状況は、外国人投資家は1,060億円の2週連続の売り越し。一方、個人投資家は875億円の3週連続の買い越し。GPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は231億円の2週ぶりの売り越し。

 

また現物株と先物合計の売買状況は外国人投資家は6,293億円の3週連続の売り越し。一方、個人投資家は2,889億円の2週ぶりの買い越し、信託銀行は338億円の2週ぶりの買い越し。

 

10月26日の週は、欧米での株急落や新型コロナウイルスの感染再拡大が嫌気され、また米国株の急落を受けて海外投資家のリスク回避姿勢が強まり、29~30日は日本株にも売りが出た。ただ日経平均株価は5週ぶりに上昇した。

外国人投資家は売り越す一方、個人投資家は買い越した。来週以降も投資家動向や資金の動きをウオッチする。

 

なお、下表グラフは現物株の売買状況を表し、横軸が各週を示し、10月第4週目が10月26日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。

 


投資部門別売買状況のグラフ