前回のゲオホールディングスに続き、2020年のNISA枠が残っており株主優待投資検討中の方に、アイデア投資家が投資ビギナーの家族に勧める目線で、3月優待企業を紹介する。
・3月優待企業の記事
前回述べた通り、選定企業の基準は、投資ビギナーの家族に勧めるケースを想定したので、以下の3点を特に意識した。
1.業績の振れ幅が少ない=業績が安定的。
2.生活に役立つ優待が期待できる=興味を持てる、ユーザー目線で企業を見れる。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる=長期保有で優待+αのメリットあり。
今回紹介するのはエディオン<2730>。
国内3位の家電量販店で、エディオンを全国展開し、北海道・北陸に100満ボルトを展開し、2020年3月時点でフランチャイズ751店、直営433店。
全国で家電流通ネットワークを構築し、リフォーム・住宅関連、eコマースのエディオンネットショップなどの事業を営む。
前述の基準に照らしてみて、それぞれ満たしていると判断した。
1.業績の振れ幅が少ない→おそらくYes
売上高・営業利益の10年間の推移で、売上は2017年、利益は2013年を底に、微増していきた。コロナの影響でも売上・利益は前年20年3月度より微増の見通し。
一方、キャッシュフローの10年間推移は過去10年おおむね黒字で、2015年を底に伸長している。
2.生活に役立つ優待が期待できる→Yes
エディオンの株主優待は、100株保有の場合、エディオン、100満ボルトの店舗、エディオンネットショップで使えるエディオンギフト3,000円相当が頂ける。
3.優待に加え、配当利回り2%以上期待できる→Yes
2020/10/23時点の株価でみると、1株あたりの配当28円の予想で、配当利回り(税引前)は2.64%と、利回りは基準以下になる。